物流施設オンライン検索・契約システム「ア・ソコ(à sôko)」の本格運用を開始しました

「デジタル物流革命」を目指す株式会社イデアロジー(2020年4月創業、本社:東京都新宿区、代表取締役:坂本哲朗)は、17日、日本初※1 となる最適な物流施設の検索から資料請求、内覧調整、見積依頼、複数物件の詳細な比較分析、契約締結までをオンラインかつ無料※2 で完結することができ、従来この業務にかかっていた作業時間や工程の約80%を削減することができる物流施設オンライン検索・契約システム「ア・ソコ(à sôko)」の本格運用を開始したことを発表します。

【「ア・ソコ」のURL】 https://www.a-soko.jp

「ア・ソコ」とは、物流施設を借りたい(ユーザー)と貸したい(オーナー)をつなぐサービスプラットフォーム。日本全国の大型賃貸物流施設※3 約1,100物件超※4 を地図上でデータベース化、ユーザー向けに独自開発したAIによる最適な物件提案、数クリックで賃料と面積だけではなく各物件の立地・建物特性、ドレージ料金目安、周辺時給相場や作業・保管効率等物流コストを比較・分析するレポートを提供、本年5月施行のデジタル改革関連法に対応するオンライン契約(電子署名)までのプロセスを無料※2 でサポートします。

「ア・ソコ」では、物件検索から契約締結までのプロセスを6つの体系に整理して標準システム化しました。これにより、ユーザーとオーナーが情報収集・分析、その上で双方のコミュニケーションを促し、最適な物流施設を効率的に借りる/貸すことが可能となります。イデアロジーでは、2022年1月より「ア・ソコ」の試験的運用を開始しユーザーの物件探しから意思決定を経て契約締結までに要する作業時間・工程が、本サービスの利用により約80%削減できることが分かりました。さらに、会員登録から契約締結までのプロセスはユーザーとオーナーともに無料※2 で利用可能であることから、双方にとってメリットが大きいと判断し、この度本格運用を開始することといたしました。

上記6プロセスの基本機能に加え、物流施設を借りたいユーザーには、最適な物流施設の選定をユーザーとオーナー双方の業界トップクラスの経験と実績を持つコンサルタントに一任できる「コンサルティングサービス」も完全無料でご提供します。物流施設を借りる時に、「どこに・いくらで・どのような物件があるのか分からない」、「オーナーと直接交渉してオーナー有利の条件で合意してしまったことがある」、「仲介会社に相談すると仲介報酬が発生したり、情報や交渉にバイアスがかかることがある」、「単純な不動産情報ではなく、配送費や人件費、作業・保管効率を含めた物流コスト全体を比較分析して意思決定したい」、といった多くのユーザーの悩みを解消します。

物流施設を貸したいオーナー向けに、以下2つのキャンペーンを実施します。

1 月額有料会員サービスお試しプラン(無料※5)
「ア・ソコ」のデータベースを活用した「マーケットレポート(各オーナー任意のエリア定義が可能、時系列での供給情報、成約情報、推定面積、推定賃料)」と「物件比較分析レポート」が取得できる月額有料会員サービス(月額定価375,000円~)を2週間無料で利用できるプラン

2 VR内覧物件掲載プラン(無料・先着5物件)
Fidelity Engine搭載最先端VRプラットフォームを用いて没入感と臨場感を再現できる「VR内覧」を通常1物件あたり定価40万円(税抜)のところ、希望するオーナー先着5社(各社1物件)に作成から掲載を無料でサポートするプラン

【お問合せ・お申込】 support@a-soko.jp

なお、「ア・ソコ」は本運用開始後も継続的に以下の機能やサービスを強化します。

【ユーザー向け】
・賃貸・寄託の営業機能:ユーザーが賃借中の物件で空室が出た場合に転貸・寄託での募集ができる「2次募集」や自社物件の空室で賃貸・寄託での募集ができる機能(2022年9月開始予定)
・物件選定における候補物件と選定スケジュールを管理する「物件選定レポート」(2022年予定)
【オーナー向け】
・自社募集物件のリース戦略や活動スケジュール、競合物件との比較、ア・ソコでの引合状況を報告する「リース戦略レポート」やJ-REITを中心とした物流不動産の「売買マーケット」の提供
・物流不動産の需給に関連する人口・労働・物価・消費・経済・金融・物流等の統計データを提供する「ダッシュボード機能」と「ア・ソコ」のデータベースを活用したAIによる将来の賃料予測サービス(2023年)
・自社物件や特定物件(土地)を地図上で登録・管理する「マイポートフォリオ機能」
【その他】
・スマートフォン対応

イデアロジーでは、「ア・ソコ」をサービスの基盤としつつ、更なる付加価値向上施策として、2023年度上期に「ア・ソコ2」として各物流施設の空間とオペレーションをデジタルで再現し最適化シミュレーションを提供するサービスを、2023年度下期に「ア・ソコ3」として荷主・物流企業の物流トータルコストを最小化するため、製造拠点や販売拠点も考慮した最適なロケーションとオペレーションのシミュレーションサービスをそれぞれ提供予定です。こうした施策を通じ、物流業界の課題解決やプロフィット向上の実現寄与に留まらず、その先の環境問題や社会問題の解消への貢献を目指します。

※1 当社独自調査(2021年12月1日時点でのオンライン調査)による
※2 本サービスは、物流施設のユーザーとオーナーとも会員登録、物件検索から契約締結までのプロセスの利用は無料。但し、賃貸借契約が成約した場合、ユーザーとオーナーの取引が初回の場合或いは、ア・ソコがユーザーより物件選定を一任されている場合のみ仲介手数料がオーナーへ発生する。オーナーは月額有料会員サービスへ加入することでマーケットレポートや物件比較分析レポートを取得することが可能
※3 延床面積約10,000㎡(約3,000坪)以上の賃貸・転貸・寄託用途の物流施設。今後、冷凍冷蔵倉庫や危険物倉庫も順次対象を拡大予定
※4 2022年7月31日時点での登録予定物件数。公知または不動産開発会社、投資家、J-REITより公表・許諾された物件情報を掲載、今後は事業会社や物流会社等の保有施設も順次追加登録予定
※5 物流施設のオーナー様で、会員登録、物件登録、利用後のフィードバックを条件にご利用が可能です。2週間経過後は自動的に無料会員に変更となり、継続で有料プランをご利用頂くには別途規約への同意が必要となります