物流倉庫オーナー向け新サービス強化                             日本初の物流不動産DXサイト 「ア・ソコ(à sôko)」

物流倉庫オンライン検索・契約サービス「ア・ソコ(à sôko)」を運営する株式会社イデアロジー(本社:東京都新宿区、代表取締役:坂本哲朗)は、9月より物流倉庫オーナー向け有料会員メニューに、自社専用の検討・所有・競合物件の情報管理・集計機能「マイポートフォリオ」を追加し、サービスを強化すると発表した。

今回強化するのは、物流倉庫の貸し手である不動産デベロッパーや投資ファンドにて用地/物件の取得、物件開発、リース営業の担当者には欠かせない機能。「マーケットレポート」と「物件比較分析レポート」に加え、「マイポートフォリオ」は、従来担当者が時間と手間をかけて物件、テナント、賃料等の情報収集、集計、分析、更新、資料作成をしていたレポート作成や自社内データ管理・更新の手間と時間を大幅に削減する。

物流倉庫オーナーは、貸し手として原則無料※1でア・ソコの会員登録と検索・契約サービスの利用が可能で、現在、国内のオーナーの42%※2が利用している。有料会員になると上記3サービスに加え、「統計ダッシュボード」を利用することができ、その時点で簡易マーケット調査が可能になる。同社は、サービスの詳細説明・デモ、無料サンプルレポート作成、各レポートのスポット利用等に関して、気軽に問い合わせて欲しいとしている。

1.統計ダッシュボード → 簡易マーケット調査
検索画面で、自分で指定するエリア、特定のオーナーが保有する物件、特定のテナントが入居する物件等の条件で検索し、該当する物件数と面積の合計に加え、空室率(募集中の物件数と面積)、賃料相場に平均時給相場まで表示される「統計ダッシュボード」の利用ができ、いつでもその場で簡易マーケット調査が可能。

2.マーケットレポート 【月3本】
1本で最大5リージョンまで自分の定義で分析範囲エリアを指定が可能。例えば、千葉湾岸マーケットを調査する場合、浦安、市川、船橋、習志野、千葉といった構成エリアをリージョンで指定する。レポートは、リージョンを指定後ワンクリックで下記4シートがエクセルで自動生成され、ダウンロードが可能。

(A)スナップショット
供給情報 → 開発状況で物件数、床面積、募集面積、空室率のサマリー
・ストック(竣工済)/フロー(未竣工)
・マルチ(複数テナント)/BTS(1社専用)
需要情報 → 成約状況で成約件数、成約面積、需給指数【供給÷需要】のサマリー
・ストック(直近10年/5年/1年)/フロー
・リース速度:現募集面積がどれ位で満床になるか
賃料水準 → 平均、レンジ(最大~最小)、増減率のサマリー
・募集賃料(ストック/フロー)/推定成約賃料(ストック/フロー)

(B)時系列推移:ストック(直近15年)/フロー(将来3年)の各年データ
供給情報 → 物件数、床面積の推移
需要情報 → 成約件数、推定成約面積の推移
賃料情報 → 募集賃料、推定成約賃料の推移

(C)供給リスト:各リージョン20物件まで、物件名、竣工時期、床面積、空室率等のリスト

(D)需要リスト:各リージョン20件まで、物件・テナント名、推定成約面積・賃料等のリスト

 

3.物件比較分析レポート 【月9本】
1本で最大5物件までの立地と建物の特性を比較・分析するためのレポート。自社と他社の物件を比較してユーザー目線での強み・弱みを把握することは、物件プランを計画する時、リース戦略を策定する時、空室募集営業をする時に必要不可欠な業務。レポートは物件、各表示項目を選択後、ワンクリックでエクセルが自動生成され、ダウンロードが可能。(A)立地特性 → 事業所税、港湾エリア、最寄駅・インターチェンジ、ドレージ距離、各配送ターミナル・貨物駅までの距離、周辺時給相場、労働力指数、雇用力指数等、テナントが考慮する運営費用に関わる項目

(B)建物特性 → バース・事務所面積比率、縦搬送能力、保管効率(保管単位あたりいくらのコストがかかるかを試算)、駐車場台数等、テナントの作業と保管に関する効率・コストに影響する項目を比較

 

4.マイポートフォリオ(今回追加した新機能)
「ア・ソコ」の地図・物件データベースの情報に加え、自社物件の地図表記、テナント情報の集計・管理(レントロール機能)、購入検討中の土地・建物情報、自社で収集したマーケット情報等、他社と共有できない情報を「ア・ソコ」から独立した自社専用のデータベースを構築する機能。従来、担当者が収集した情報をエクセルで管理しているケースが多く、情報の網羅性・鮮度・更新頻度・社内共有に課題を抱えており、それらの課題解決と守秘性確保という要望に応えたサービスとなっている。

【ア・ソコ(à sôko)とは?】
「ア・ソコ(à sôko)」は物流倉庫を探して契約するまでのプロセスを標準化・オンライン化した日本初※3の物流不動産DXサービス。主な特徴は次の通り。
・全国1,450棟1,962万坪超の物件と2,300超のテナント情報※4を公開する日本最大級のデータベース
・従来の物件検索(仲介)サイトとは異なり、借り手と貸し手を直接マッチングするサービスプラットフォーム
・借り手は、表面的な賃料だけでなく、トータルな物流コスト(保管費、荷役費、配送費)を比較分析して物流コストが最小となる物件を簡単に選定できる「物件比較分析レポート」を自動生成
・物流倉庫の検索から資料請求、内覧調整、見積依頼、比較分析、契約締結までをオンラインで完結。従来の物件選定の手間と時間を約80%削減可能
・専門コンサルタントによる物件探し・物件選定サポートを提供
・これらのサービスを全て無料※1で利用可能。さらに、現在法人向けキャッシャバックキャンペーン実施中

【法人向けキャッシュバックキャンペーンについて】
物流倉庫を借りるユーザーへのキャッシュバックキャンペーンを実施中。キャンペーン対象期間中、「ア・ソコ」のサイトもしくはコンサルティングサービスを通じて倉庫を借りる際、同社を媒介業者として契約締結し、かつオーナーから同社に媒介報酬が支払われた場合に限り、当該報酬の一部をユーザーの所属する法人にキャッシュバックする。同社は、借り手の倉庫の移転や新規立ち上げにかかる費用、設備導入にかかる費用を少しでも賄うため、是非利用を検討して欲しいとしている。キャンペーンの詳細が分かる「ア・ソコ」の特設ページはこちら。

【キャッシュバックキャンペーン特設ページ】
https://www.a-soko.jp/pdf/20230210cb.pdf

 

また「ア・ソコ」では今後も継続的に新機能や新サービスの開発と提供を予定している。
【開発中の機能・サービス】
● 3Dレイアウトシミュレーター「ア・ソコ+」(β版)
物流倉庫の柱間隔や賃料と荷物の情報を入力すると自動で3D/2Dのレイアウトを自動生成、また各種保管方法と保管効率と単位当たり保管費用をシミュレーション。
● 転貸・寄託営業機能
ユーザーが賃借中の物件やユーザーの自社物件に空室がある場合に、転貸・寄託での募集掲載を原則無料で提供予定。

同社は、「ア・ソコ」による最適な物流倉庫探しをサービスの基盤としつつ、今後更なる付加価値向上サービスの提供を計画している。倉庫内業務のデジタルツインおよび最適化シミュレーションを行う「ア・ソコ2」、製造から物流、販売までのサプライチェーンを最適化する分析サービス「ア・ソコ4」などを予定、こうした施策を通じ、物流のライフタイムマネジメントを通じた物流コストの削減・抑制を可能とし、物流業界の課題解決やプロフィット向上の実現寄与に留まらず、その先の環境問題や社会問題の解消への貢献を目指す。

【「ア・ソコ」のURL】
https://www.a-soko.jp

【お問合せ・お申込】
電話   050-3137-9762
メール  support@a-soko.jp

 

※1 本サービスは、物流施設のユーザー(借り手)とオーナー(貸し手)とも会員登録、物件検索から契約締結までのプロセスの利用は無料。但し、賃貸借契約が成約した場合、ユーザーとオーナーの取引が初回の場合或いは、ア・ソコがユーザーより物件選定を一任されている場合のみ仲介手数料がオーナーへ発生。オーナーは別途月額有料会員サービスへ加入することでマーケットレポートや物件比較分析レポートを取得することが可能。
※2 日本国内で物流倉庫を開発・投資し、賃貸運営をする不動産デベロッパーまたはJ-REITを含む不動産ファンドは当社独自調査で90社(2023年7月31日時点)
※3 当社独自調査(2021年12月1日時点でのオンライン調査)による
※4 2023年7月31日時点での原則延床面積約10,000㎡(約3,000坪)以上の賃貸・転貸・寄託用途の物流施設で公知または不動産開発会社、投資家、J-REITより公表・許諾された物件情報を掲載、今後物流会社が運営する自社倉庫、冷凍冷蔵倉庫や危険物倉庫も順次対象を拡大予定